こんにちは、はーいーです。本日の個別株の銘柄紹介は、イー・ガーディアン(6050)です。
イー・ガーディアンの概要
経営理念
「We Guard All」
すべてのインターネット利用者に、安心・安全を提供します
インターネットに関するセキュリティ侵害は年々深刻化しているということです。例えば、WEBに投稿されるコメント等の中には社会通念上不適切と考えられることがあります。また、犯罪を誘引するケースもあります。このことはWEBの評判を毀損するだけでなく、ユーザーが被害にあうことに繋がります。すべてのインターネットユーザーが安心できる様、取り組みを継続するということです。
事業内容
インターネットセキュリティ事業を展開しています。その業務は大きく4つに分かれています。
①ソーシャルサポート
ソーシャルメディアにおける監視・カスタマーサポートを行っています。さらに、運用や分析を行い、新サービスの提供しています。シェアリングエコノミーの本人認証サービスを開始しました。
②ゲームサポート
オンラインゲームでのゲームマスター業務などを提供しています。ゲームマスター業務とはキャラクター・イベント動作の観測チェックや不正ユーザーへの対処などです。
③アド・プロセス
広告審査業務を提供しています。更に広告枠管理から入稿管理、広告ライティングなども行っています。
④その他
IoTセキュリティコンサルティングサービスを提供しています。また、電子デバイスに対するデバッグ事業も行っています。
沿革
ホームページ制作およびマルチメディアコンテンツプロバイダーとして1997年に大阪で創業しています。1998年に法人化しました。
2001年にはコールセンターや人材派遣事業を開始しています。インターネット掲示板における掲示板投稿監視事業は2004年にスタートしました。オンラインゲームサポートは2009年開始です。投稿監視システム「E-Trident」を2011年にリリースしました。ソーシャルメディア運用支援ツール「ソーシャルダッシュボード+」のリリースは2011年です。さらに自動識別型画像フィルタリングシステム「ROKA SOLUTION」を2014年にリリースしています。
2006年に東京に本社移転し、東京センターを開設しました。2009年には立川センター、2010年には六本木センターを開設しています。更に2011年に宮崎センター、2015年に熊本センターと全国へ展開していきます。そして2018年にフィリピン、2021年にはベトナムで会社設立しました。
2010年にマザーズに上場し、2016年に東証一部へ市場変更しまています。現在はプライム市場です。
イー・ガーディアンの業績
業績推移
直近8年間の売上高と経常利益の推移です。売上高、経常利益ともにきれいに右肩上がりです。この間の平均成長率は売上高21.4%、経常利益31.0%になります。また、経常利益率も高く、平均で18.2%にもなります。
2022年9月期は前期比で売上高18.3%増、経常利益13.4%増でした。特にソーシャルサポートとアド・プロセスが順調に伸びています。
四半期ごとの推移
直近3年間の四半期ごとの売上高と経常利益の推移です。売上高は概ね右肩上がりで伸びています。経常利益も若干の波はありますが概ね右肩上がりです。2022年9月期第4四半期は前年同期比で売上高12.0%増、経常利益13.5%減でした。従量課金の影響がある様です。
2023年9月期の業績予想
上記業績推移に2023年9月期の業績予想を追加してみました。2023年9月期は前期比で売上高9.5%増、経常利益8.5%増の予想です。2023年9月期は特にサイバーセキュリティ事業の売上拡大を目指すとのことです。
PER
現在の株価(2022年11月24日)からすると、PERは約17倍です。
株主還元
配当情報
2023年9月期は一株当たり26円の配当予想です。2021年9月期は14円、2022年9月期は24円でしたので、増配が続いています。配当利回りは、0.9%ほどになります(2022年11月24日現在)。
優待情報
優待情報はありませんでした(2022年11月24日現在)。
はーいーによるイー・ガーディアンの銘柄紹介は如何でしたでしょうか。イー・ガーディアンの銘柄分析や株式投資の参考にして頂ければと思います。
本投稿はあくまでイー・ガーディアンの銘柄紹介を目的としており、イー・ガーディアンへの株式投資の勧誘を目的とするものではありません。株式の売買につきましては、ご自身の判断、自己責任にて行なっていただきたく、お願い致します。
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