こんにちは、はーいーです。本日の個別株の銘柄紹介は、きずなホールディングス(7086)です。
きずなホールディングスの事業内容
「家族葬のファミーユ」などを中心に、葬儀会館を展開しています。小規模な形態が中心です。
きずなホールディングスの業績
2021年5月期決算の状況
売上高は前期に比べ4%増にとどまったものの、営業利益は50%という高い伸びを示しています。
ただ、前々期(2019年5月期)に比べると10%程度、営業利益は減少しています。葬儀件数は増加しているものの、コロナの影響により、葬儀単価が下がっていること(前々期に比べ17%以上低下)が、売上高が微増にとどまり、利益率が下がっている大きな要因です。
葬儀件数は右肩上がりで上昇しており、今期は前期比15%増えています。
今期は18ホール増加(内3ホールはM&A)し、合計99ホールになっています。
一方、単価は右肩下がりで減少しており、今期は前期比9%減です。
コロナを機に、明確に低価格帯の比率が上昇しています。また、参列者数もコロナ前は30人台半ばだったのが、20人強まで大幅に減っています。低価格帯が増えていることは、コロナ前からその傾向がありましたが、コロナを機に一気に進んでいます。
今後の成長見通し
決算発表に合わせて、新たな今後3年間の中期計画が発表されました。
これによりますと、売上高は平均13%増、営業利益は平均29%増という計画です。
売上高は主にホール数の増加による葬儀件数の増加により達成する計画になっています。葬儀単価はコロナの反動による上昇が予想される一方、その後は再び下落基調という予想になっています。
なお、その後の目標として、2030年にホール数300店を目指しています。
PER
現在の株価(2021年9月21日)からすると、PERは16倍になっています。
株主還元
配当情報
配当の計画はありません(2021年9月21日現在)。
優待情報
優待情報はありません(2021年9月21日現在)。
はーいーによるきずなホールディングスの銘柄紹介は如何でしたでしょうか。きずなホールディングスの銘柄分析や株式投資の参考にして頂ければと思います。
本投稿はあくまできずなホールディングスの銘柄紹介を目的としており、きずなホールディングスへの株式投資の勧誘を目的とするものではありません。株式の売買につきましては、ご自身の判断、自己責任にて行なっていただきたく、お願い致します。
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