メディカルネットの銘柄紹介

こんにちは、はーいーです。本日の個別株の銘柄紹介はメディカルネット(3645)です。

メディカルネットの事業内容

メディカルネットの事業内容
「2022年5月期第1四半期決算説明資料」より

歯科医療を始めとした領域に特化したプラットフォームにおいて、生活者・事業者に向けてインターネットを活用したサービスを提供しています。

メディカルネットの業績

業績推移

売上高の推移
業績ハイライト – 投資家情報(IR) | 株式会社メディカルネット (medical-net.com)
営業利益の推移
業績ハイライト – 投資家情報(IR) | 株式会社メディカルネット (medical-net.com)

売上高は毎年順調に伸びています。一方営業利益は2020年5月期に減益になっています。これは㈱オカムラ(歯科器材販売)の連結子会社化による原価率の上昇と、業容拡大に向けて人材採用、プロモーション等を積極的に行ったことにより販管費が増加したことが主な要因の様です。

2022年5月期第1四半期の状況

2022年5月期第1四半期の状況
「2022年5月期第1四半期決算説明資料」より

第1四半期は前年同期比で売上高が約30%の増加、営業利益は108%の増加と高い伸びを示しています。
なお、今期より「収益認識に関する会計基準」が適用されているため、前四半期の売上高は組み替えられています(以下同様)。

セグメント別の2022年5月期第1四半期の売上高
「2022年5月期第1四半期決算説明資料」より

いずれの事業も大きく伸びていますが、特に医療機関経営支援の増収幅が大きく、全社の増収を引っ張っています。これは歯科器材販売の㈱オカムラが特に好調だったための様です。

メディプラットフォーム
「2022年5月期第1四半期決算説明資料」より

セグメント別の損益を見ていきますと、営業利益の大部分はメディア・プラットフォーム(歯科)となっています。

医療機関経営支援
「2022年5月期第1四半期決算説明資料」より

売上規模の大きい医療機関経営支援の営業利益はわずかです。

なお、 メディア・プラットフォーム(歯科) と 医療機関経営支援 の営業利益の合計だけで全社の営業利益を超えていますが、各セグメント利益の他に全社費用として約96百万円の経費が掛かっており、それを加味すると、全社の営業利益になります。

2022年5月期の見通し

2022年5月期の見通し
「2022年5月期第1四半期決算説明資料」より

売上高は前期比22%増、営業利益は9%増を目指す見通しです。売上高の伸びに対して営業利益の伸びが低いのは、営業力強化のための人員増や新サービス投入等のために費用が掛かるための様です。

PER

現在の株価(2021年10月13日)からすると、PERは19倍になっています。

株主還元

配当情報

配当予想
「2022年5月期第1四半期決算説明資料」より

1株当たり2.5円の配当予想です。現在の株価(2021年10月13日)からすると、配当利回りは0.4%ほどです。
前期が1株あたり8円でしたので、大きく減少していますが、これは今期首に株式分割(1:2)があったことと、前期は記念配当があったためです。株式分割後の普通配当のみで比較すると前期と同額です。

優待情報

優待情報
株主優待 – 投資家情報(IR) | 株式会社メディカルネット (medical-net.com)

優待利回りは、100株を1年以上保有で1.5%程になります(2021年10月13日時点)。配当と合わせた、配当・優待利回りは1.9%ほどです。

はーいーによるメディカルネットの銘柄紹介は如何でしたでしょうか。メディカルネットの銘柄分析や株式投資の参考にして頂ければと思います。

本投稿はあくまでメディカルネットの銘柄紹介を目的としており、メディカルネットへの株式投資の勧誘を目的とするものではありません。株式の売買につきましては、ご自身の判断、自己責任にて行なっていただきたく、お願い致します。

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