こんにちは、はーいーです。本日は、前回までにご紹介したネクステージ(3186)とグッドスピード(7676)の比較をしてみたいと思います。
なお、前回の銘柄紹介は以下をご参照ください。
ネクステージの前回の銘柄紹介はこちら
グッドスピードの前回の銘柄紹介はこちら
ネクステージとグッドスピードの概要比較
創業
ネクステージは1998年、広田社長が輸入車販売を目的に愛知県に会社を設立しました。
一方グッドスピードは2002年に代加藤社長が個人事業主として、SUV専門店を愛知県にオープンしました。
創業時期の差は4年、場所はいずれも愛知県です。
事業内容
ネクステージは車種別の専門店展開をしており、全国店舗網を形成中です。
一方グッドスピードは愛知県を中心に東海地方で中古車販売を行っています。販売している車種はSUV、4WD、輸入車が中心です。
店舗数
ネクステージは2021年11月末現在で182店舗展開しています。
一方グッドスピードは2021年12月末現在39拠点あります。
ネクステージとグッドスピードの業績比較
売上高の推移の比較
ネクステージとグッドスピードの売上高の推移の比較です。ネクステージは11月決算、グッドスピードは9月決算のため、決算期が2か月ずれています。この投稿では、2022年11月期や2022年9月期を2022年の様に表示しています。
8年間の業績予想込みの売上高平均成長率は、ネクステージが27.7%、グッドスピードが24.4%です。8年間の平均ではネクステージが上回っています。ただ、2022年で比較すると、ネクステージが20.2%、グッドスピードが34.0%とグッドスピードが逆転しています。ネクステージの方が規模が大きいので、伸びが小さくなっているのかもしれません。とは言っても20%以上の伸びはとても大きいと思います。
経常利益の推移
ネクステージとグッドスピードの経常利益の推移の比較です。8年間の業績予想込みの経常利益平均成長率は、ネクステージが44.0%、グッドスピードが30.7%です。いずれの会社も非常に高い伸びを示しており、売上高の伸びよりも利益の伸びの方が大きく出ています。8年間の平均ではネクステージが上回っています。ただ、2022年で比較すると、ネクステージが28.5%、グッドスピードが228.8%とグッドスピードが逆転しています。
コロナの影響はいずれの会社も受けており、2020年に売上高の伸びが鈍化しました。経常利益に関しては、ネクステージは鈍化したものの増益を確保したのに対して、グッドスピードは大幅な減益になりました。
自己資本比率
これまで、あまり見てきませんでしたが、ネクステージとグッドスピードでは、自己資本比率で大きな差があります。
ネクステージは2021年11月末で37.5%でした。一方グッドスピードは2021年12月末で7.4%です。費用のかかる出店を借入だけで賄うか、増資も活用するかで変わってくると思います。
売上高の四半期ごとの推移
続いて、四半期ごとの売上高の推移の比較です。数字が重なってしまうところがあり、見難くて申し訳ございません。いずれの会社も四半期ごとで見るとやや増減がありますが、総じてみると右肩上がりになっています。
経常利益の四半期ごとの推移
四半期ごとの経常利益の推移の比較です。年度ごとで見ると、ネクステージは増益を続けていましたが、四半期ごとで見ると、コロナの影響を受け、一度赤字になっています。一方、グッドスピードはコロナの影響で大きな赤字を出す以外にも、コロナ前にも小幅ながら赤字になった四半期があります。直近期では赤字の四半期はありませんが、第4四半期で大きな利益を上げるほかは、小幅な利益にとどまっています。
PER
現在(2022年3月17日)の株価からすると、PERはネクステージが15倍、グッドスピードは13倍と、グッドスピードの方が低くなっています。
株主還元
配当情報
ネクステージは2022年11月期は1株当たり21円の配当予想です。現在(2022年3月17日)の株価からすると、配当利回りは0.9%です。
グッドスピードは2022年9月期は無配の予想になっています。
優待情報
優待情報は両社ともありませんでした(2022年3月17日現在)。
はーいーによるネクステージとグッドスピードの銘柄比較は如何でしたでしょうか。ネクステージとグッドスピードの銘柄分析や株式投資の参考にして頂ければと思います。
本投稿はあくまでネクステージとグッドスピードの銘柄比較を目的としており、ネクステージとグッドスピードへの株式投資の勧誘を目的とするものではありません。株式の売買につきましては、ご自身の判断、自己責任にて行なっていただきたく、お願い致します。
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