ネクステージの銘柄紹介

こんにちは、はーいーです。本日の個別株の銘柄紹介はネクステージ(3186)です。9月に一度ご紹介していますが、先月第3四半期の発表に合わせて、通期業績予想の修正が出ましたので、再度ご紹介させて頂きます。

ネクステージの事業内容

「NEXTAGE REPORT vol.16」より
ネクステージの拠点
「NEXTAGE REPORT vol.16」より

中古車販売の大手で、車種別の専門店展開をしており、全国店舗網を形成中です。

年式が新しい低走行車、いわゆる高品質車を多く仕入れ、適正価格で提供するという販売の強みに加え、カー用品の販売、「整備・点検・車検・買取」ビジネスを強化し、カーライフのあらゆるステージにて価値を提供しています。

ネクステージの業績

業績推移

ネクステージの売上高の推移
「NEXTAGE REPORT vol.16」より
ネクステージの経常利益の推移
「NEXTAGE REPORT vol.16」より

売上高はコロナの影響がありつつも、毎期堅調に伸びています。一方経常利益も毎期伸びていますが、2020年第2四半期では、コロナの影響で来店者数減少により経常赤字になっています。それでも通期では増益を達成しています。なお、本資料は中間株主通信から抜粋していますため、2021年11月期の通期予想は上方修正前の数値になっています。

ネクステージの2021年11月期 第3四半期の状況

ネクステージの2021年11月期 第3四半期の状況
「2021年11月期第3四半期 決算説明資料」より

前年同期比で売上高19%増、経常利益175%増という非常に高い伸びを示しています。経常利益がこれだけ大きく伸びているのは、前期の第1四半期、第2四半期は、コロナの影響で来店者数が大きく減少し、第2四半期累計で経常損失になってしまったためです。
2019年3月期と比べますと売上高32%増、経常利益約2倍になっています。

第3四半期の出店
「2021年11月期第3四半期 決算説明資料」より

第3四半期では5拠点、7店舗をオープンしています。

ネクステージの2021年11月期の予想

ネクステージの2021年11月期の予想
「業績予想の修正に関するお知らせ」より

売上高も上方修正されていますが、営業利益が20%増という高い上方修正になっています。在庫コントロールやコスト削減の効果ということです。
なお第3四半期での修正後の業績予想に対する進捗率は、売上高74.4%、営業利益73.7%となっています。

ネクステージの今後の目標

2030年ビジョン
「2020年11月期決算説明資料」より

2030年の目標を掲げています。売上高は修正後の業績予想に対して、2021年11月期の約3.5倍、営業利益は約5.3倍という高い目標です。拠点数も現在(2021年11月期第3四半期末)の約2.8倍になります。

PER

現在の株価(2021年11月2日)からすると、PERは約19倍になっています。

株主還元

配当情報

1株当たり7円の配当予想です。現在の株価(2021年11月2日)からすると、配当利回りは0.3%ほどです。なお今回の業績予想の修正では、配当予想の修正はありませんでした。

優待情報

優待情報はありませんでした。

はーいーによるネクステージの銘柄紹介は如何でしたでしょうか。ネクステージの銘柄分析や株式投資の参考にして頂ければと思います。

本投稿はあくまでネクステージの銘柄紹介を目的としており、ネクステージへの株式投資の勧誘を目的とするものではありません。株式の売買につきましては、ご自身の判断、自己責任にて行なっていただきたく、お願い致します。

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